皆さんこんにちは!
昼と夜の寒暖の差が激しい中、体調を崩していませんか?
体調管理をしっかりとしてあとわずかの冬を乗り切りましょう!
さて今回のブログですが、前回紹介した生後9ヶ月のポメラニアン、るい君の預かりトレーニングの様子を紹介していきます。
飼い主様の悩み相談では、るい君は手を噛んだり、飛びつき、散歩中の引っ張り癖、カーテンや壁紙などをかじって破壊、
落ち着き無く部屋中を走り回る、他の人・犬達との接し方ができない等のとても困った行動が見えるそう。
るい君はまだ9ヶ月の遊び盛りの子供。 この気質、個性でのエネルギー発散方法としては、当たり前なのかもしれないですね。
とはいえ、このまま放置していては、るい君が成長して野性化してしまいかねません。
では、この行動を変容させる為の基本行動をトレーニングしていきます。
先ずは「スワレ」「マテ」「フセ」「ツケ」等の基本訓練を約5分。
次にるい君がしたい事や好きな事などをチョイスして
本能を5分間解放させ、また基本訓練…というようにこの順番で15分間を1日3回。
このトレーニングを毎日集中して行ない、家庭内外で取るべき行動の定着・習慣化を地道に根気よくやり続けていきます。
この時に大切なのが、ハンドラーである飼い主様の怒りたくなる感情をコントロールする自制心が最も重要になってきます。
こういった事を積み重ねていき… るい君の目は野性ぎみな目から優しい目に少しずつ変わっていきました。
上の写真は学校犬のラッキーと幼稚園でお預かりしていたフレンチブルドッグのはなこちゃんとの散歩中です。
最終的には散歩中もハンドラーとアイコンタクトして横に「ツイテ」歩くように…
枯れ葉やすずめなど動く小さなものを見つければ、少しはしゃぐ時もありますが、
それでも以前より落ち着いて周りを観察したりして、おりこうさんになりました!
後は飼い主様にトレーニング方法、るい君との付き合い方を教え、預かりトレーニングは1ヵ月をもって一先ず、終了しました。
この様な流れで、飼い主様とワンちゃんの行動訓練を行っていきます。
最後にですが、犬の訓練の大切な目的はワンちゃんが自ら考え、飼い主様が喜ぶような行動を取ることです。
また飼い主様もワンちゃんの気持ちを察するように、寄り添う気持ちが大切なんだと思います。
るい君が飼い主様と楽しく毎日を過ごしていけますように…。
それでは長くなりましたが、次回のブログもお楽しみに~!!