鹿児島市えりかトリミングスクールの研ぎ工房~肉、さしみ、野菜などの素材の繊維を傷つけずに切る包丁の研ぎ工程~

こんにちは!

はたまた、連日のブログ投稿失礼します。

今回も前回に引き続き、研ぎ工房の様子を紹介していきますよ~

今回はなんと!包丁の研ぎについてです。

とうとう始めてしまいました、包丁研ぎ。

ハサミ研ぎの技術を応用し、他の刃物研ぎにも使えないかと考えた結果、皆さんの身近にもある包丁にたどり着きました。

包丁といえば、様々な食材を食べやすく、時には美しく飾り切りをして皆さんの目を楽しませたりするなど主に料理人さんの仕事道具でもありますよね。

もちろん、普段から料理して毎日使う方も多いと思います。

皆さんは、毎日使う包丁を定期的に研いでいますか?

弾力のあるお肉や魚の骨、カボチャなどの硬い野菜、そういったものを切り続けていけば切れ味はもちろん落ちていきます。

切れ味が悪くなった包丁を使い続ければ、刃こぼれを起こし全くなにも切れなくなってしまいます。

そうなる前に少しでも切れないと思ったらちゃんと研いで切れ味をもどすことが長持ちの秘訣になります。

それでは、包丁の研ぎ工程を見ていきましょう。

包丁には硬いもの、柔らかいものなどの食材に併せて様々な用途の包丁があります。

皆さんがよく使うような三徳包丁をはじめ、刺身包丁、出刃包丁、菜切り包丁、細かい飾り切りができるペティなどたくさんの種類があります。

また、刃の付き方にも違いがあり、刃が両側についている「両刃」、刃が片側のみについている「片刃」の二通りがあります。

上が両刃、下が片刃です。

両刃の場合、表と裏の刃を地面に対しておよそ15°~20°の角度をつけてそれぞれ同じ回数を研ぎ入れます。

くれぐれも研いでいる最中に角度が変わらないよう細心の注意をしながら。

片刃の場合は、刃があるのは片側だけなので表の刃を両刃と同じようにおよそ15°~20°の角度をつけて刃付けを行います。

刃の無い裏側は刃先にバリ(返り)が出るまで、角度を付けない様軽く研いでいきます。

このときに研ぎすぎてしまうと片刃ではなくなってしまうので注意が必要です。

両刃と片刃、刃付けが終わったらいずれも刃先全体にできたバリを軽く取ります。

最後に仕上がった刃が素材の繊維を傷つけず切れるか、切れ味を確認し全行程終了となります。

いかがだったでしょうか。

包丁研ぐのがめんどくさーいなんて方、下手に研いで切れなくしてしまいたくない方!

ぜひえりかの研ぎ工房に問い合わせください。

一本税込1,100円~ 三本以上の研ぎ依頼で割引もありますので是非是非ご依頼のお電話お待ちしております。

詳しい内容は下のリンクからどうぞ!

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